Amazonせどりで出品する際の、新品・中古品それぞれの値付け方法について説明いたします。
値付けの仕方を知らないと、あなたが原因で価格競争が起きてしまうこともあります。
何より、せっかく仕入れた商品を安売りしてしまうのはもったいないです。
利益の最大化を目指しましょう。
目次
Amazonせどりで新品商品を値付けする方法
新品は基本的に最安値にあわせて値付けをすれば問題ありません。
もしあなたがFBA出品者で、他の出品者が自己発送でカートを取得している場合は200円~300円上乗せした金額で出品してください。
あなたがFBA出品者なら自己発送の販売価格の200円~300円上乗せした金額でもカートが取得でき、売れるからです。
その為のFBAという有料会員なのです。
具体例としては、危険物でもないのに自己発送で販売されているこのような場合です。
この場合だと自己発送で4,480円となっていますが、僕ならFBAで4,798円と値付けします。
カート取得のできる範囲内の価格です。
値付けの際は他出品者をしっかりチェック
新品商品の値付けは基本的に最安値に合わせればOKとご紹介しました。
ここでは商品価格だけでなく、ポイント率についても確認する必要があります。
(自己発送であれば送料も!)
たとえば、この商品をFBA出品する際の適切な販売価格はいくらになるでしょうか?
現在のカート取得者は3,980円にポイント40ポイントなので3,940円です。
すぐに売りたいのなら3,940円の出品者に販売価格を合わせるべきです。
ですが、もっと分析しましょう。
3,940円の出品者は在庫が1個しかありません。
この3,940円の出品者がいなくなれば次の出品者の販売価格の4,200円で売れます。
3か月で波形を見ても売れ行きがいいです。
上位出品者の在庫状況は必ず確認しましょう。
4,200円の出品者在庫1個、4,340円の出品者在庫1個、さらに4,340円の出品者在庫1個になっています。
売れ行きも悪くないので、僕なら3,940円の出品者と4,200円の出品者もすぐにいなくなると仮定します。
これらのお店がいなくなると4,340円の販売価格がカート取得店舗に繰り上がります。
僕のお店と他2店舗が4,340円になりますが、この価格で待機します。
あくまでも資金に余裕があり早く売る理由がない場合には利益の最大化を目指しましょう。
実際には日が経つに連れこの価格や在庫数は変動する可能性があります。
新たに出品者が出て来る可能性もありますので、出品者状況や在庫数はこまめに確認して価格変動してください。
数をこなして仕入れ方のコツをつかむと、この分析をせずに仕入れや仕入れ個数の判断ができるようにもなります。
まずはしっかり競合を確認して、適切な販売価格を設定できるようになりましょう。
Amazonせどりで中古商品を値付けする方法
中古の値付けについてはコンディションや出品者独自の付属品や商品の状態で判断する必要があります。
とにかく早く売り切りたいという方はコンディション毎の最安値にあわせて値付けをしてください。
中古品は価格競争が起きにくいというメリットがありますが、そもそも中古の出品者が多い商品は仕入れない方がいいかもしれません。
わざわざ競合の多い商品で、清掃・検品・動作確認・写真撮影・コンデイション説明を工夫して販売する手間は無駄です。
なので、中古品を仕入れるのなら需要がある商品で付属品完備・ほぼ未使用系がオススメです。
中古の「非常に良い」や「ほぼ新品」のコンディションで出品できるクオリティーの商品は中古でも簡単に売れます。
手間と利益のバランスを考えて取り組むといいと思います。
最低限「付属品の有無の記載」「画像を多めにのせる」「商品の状態を詳細に書く」これらは必須です。
せどり販売で使える価格設定のテクニック
商品の値段で「198円」「2,980円」などと「8」や「80」の端数の商品をよく見かけませんか?
3,000円で販売するのではなくて,2,980円で販売されている商品という事です。
たった20円しか変わりませんが、購入者の購買意欲を高めるという心理的効果です。
端数価格効果と呼ばれます。
売れやすい販売価格という事で、ぜひ覚えておいてください。
Amazonせどりで価格競争・値崩れが起きる原因とは?
よくAMAZONで同じ価格で並んでいる出品者を見かけませんか?
このような場合、早く売り切りたい気持ちはわかりますが、1円たりとも値段を下げてはダメです。
現在はほとんどの方がプライスターなどの価格改定ツールを入れています。
ツールは自動で連動しているので、あなたが仮に1円下げると自動で他の出品者も1円下がります。
たとえ今カート取得ができていなくても、ランダムでカート取得の権利が回ってきます。
パソコンで確認するとA店がカート取得になっているけどスマホで確認するとB店がカート取得になっている、なんて事もありえます。
焦る必要はありません。
下手に動くとあなたが原因で大幅な値崩れを起こすことになってしまいます。
Amazonせどりで最強な俺様価格について解説
俺様価格とは、現在出品者がいない商品を過去の相場よりも高値で値付けして販売する手法です。
たとえばこの商品。
もともとの相場は9,980円だったのですが,
8月に10,800円で売れ、11月には14,800円でも売れています。
このような商品は俺様価格に設定するねらい目です。
需要のある商品で、出品者が自分しかいない場合にはとても有効です。
もし俺様価格にして売れなければ、毎日100円ずつ値下げすればOKです。
いずれ相場より高く販売できます。
この相場の演出により、中古品が過去の新品の価格よりも高値で売れた!なんて経験もあります。
このように、自分しか出品者がいなければ値付けをコントロールできます。
アンカリング効果
画像は先ほどの波形の続きです。
14,800円では売れていましたが、19,800円ではまだ売れていません。
アンカリング効果とは、簡単に説明すると誰かの俺様価格を利用して購買意欲を沸かせる手法です。
この商品を仮に17,800円と値付けした場合、「19,800円は高いけど17,800円はお得かも」と感じさせることができます。
実際に俺様価格にコントロールした波形を紹介
これらは僕が俺様価格にし立てた波形達です(笑)
元々3,000円程度だった商品を現在は9,800円で販売しまくっています!
次に、元々12,000円だった商品を現在17,980円で販売しまくっている商品!
最後は、4,320円の商品を9,500円で販売しまくっている波形です。
このように、出品者が自分しかいない需要のある商品はある程度売れる値段まで価格を釣り上げて販売できるようになります。
たまに相場にあわせた出品者が現れますが僕自身も入手困難な商品なので有難く刈り取っています(笑)
まずは適切な値付けの方法をマスターして、利益の最大化を達成できるようになるのが第一歩です!
じゃっ★
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