モノトレーサーは、無料で使用できるAmazonせどりの仕入れ判断ツールです。もりもとらさんによって開発され、現在リーファの類似ツールとして有名です。無料で仕入れ判断ツールを使えるならモノトレーサーを使いたいという方はたくさんいらっしゃると思いますが、本当に時短で効率よくリサーチが出来るのでしょうか?また、リーファは月額2,178円かかりますが、解約してモノトレーサー1本にしても問題ないのでしょうか?ツールの安定性を含め、僕の所感と生徒さん、SNSでの口コミなどを元に解説していきます。
せどり初心者さんにおすすめ!
目次
リーファとモノトレーサーの比較に絞った理由は?
仕入れ判断ツールはリーファやモノトレーサーの他にも、プライスター、アマコード、アマストリーム、マカド…など、複数存在します。
しかし、リーファやモノトレーサーとは異なり、これらのツールはKeepaと連携させて波形を表示しているため、今回は比較から外しました。
無料のモノトレーサーのバリエーションは正しいのか?について解説致します。
リーファとは?
リーファについては過去にブログ記事をたくさん書いていますのでそちらを参考にして頂けたらと思いますが、僕自身がメインツールとして使用している仕入れ判断ツールになります。
せどりすとプレミアムから拡張する事で高速でリサーチが可能です。
モノトレーサーとは?
使える機能は以下の通りで、リーファと変わらないことが分かります。
- 商品の詳細情報(商品名/商品画像/サイズ/ASIN/JAN/カテゴリ/ランキング/規格番号/メーカー名)
- 各種サイトへのリンクボタン
- 損益分岐点
- 月ごとの販売数
- 価格、出品者数、ランキングデータグラフ
- 手数料と利益計算
- バリエーション
- カート取得率
- 過去のランキング/新品出品者数/新品最安値をリスト表示
- お気に入り登録(無料会員登録が必要)
- 検索履歴(無料会員登録が必要)
- モノトレーサーユーザーの表示(無料会員登録が必要)
無料会員登録はメールアドレスを入力するだけで完了します。
実際、有料のリーファで出来る事は全て無料のモノトレーサーでも出来ます!
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有料のリーファになくて無料のモノトレーサーに出来ることはある?
僕が最初MonoTracerを使用してみようかな?と思ったのは無料だからという理由だけではありません。
モノトレーサーを使用することでバリエーション毎の波形が表示されるという噂があったからです。
リーファではバリエーションが統合された波形しか表示されないため、注意が必要です。
ちなみに、リーファを使ったバリエーション表示についての解説は以下の記事をご覧ください。
波形だけを頼りに仕入れると後悔します!
では、モノトレーサーを実際に使用してみてどうだったのか?1つの商品を例に解説します。
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モノトレーサーはバリエーション毎に波形が見れる?
モノトレーサーのQ&Aにはこう書かれています。
「参考値としては表示される」という表現が引っ掛かります。
試しに、1つのバリエーションありの商品を例に調べてみました。
JANコードは0879674009455です。
とりあえず波形は出てきました。
この商品は下記のようにバリエーションが2商品出てきますので、それぞれ波形を見てみます。
まずは上段のB00AFAAKJ6の波形を表示させます。
次に下段のB073K9RSHMの波形を表示させます。
「価格」と「出品者数」には違いがあります。
しかし「ランキング」の波形が一緒なので、バリエーション毎での売れ行きがわかりません。
上段のASINと下段のASINでランキングが統合されてしまっています。
これではどちらのASINが期間別に何個売れているのかわかりません。
ですが先ほどのレビューを見比べてみると、上段のASINの方が売れている事はわかります。
ランキングが統合されてしまっているものの、ASIN毎に「価格」もきちんと表示されていました。
「〇円位の価格で売れている!」という事もわかりますね。
モノトレーサーでバリエーション毎の売れ行きの判断をするには「ランキング」をあてにせず「価格」と「レビュー」を参考に仕入れ判断するのが良さそうですね。
モノトレーサーを使うデメリット2つ
バーコードリーダー(カメラ機能)がない
無料で使用できるという事で、僕もモノトレーサーを使用した事はあります。
しかし、リーファでは使えるバーコードリーダー(カメラ機能)がないのが致命的だなーと思いました。
ですが外部アプリのQRbotなどと連携させる事によりカメラ機能が使用できるようになります。
QRbotの設定については、以下の記事で説明しています。
まれに不具合がある
無料で使用できると言う点ではいいのですが、下記のように不具合がまれにあるみたいです。
せっかく仕入れようと思っても不具合ばかりで使用ができなかったらモチベーションが一気に下がります。
これ、「店舗に行っていざ仕入れよう!」って時に不具合が出ていたらかなり困りますね。
リーファとモノトレーサーは自分のスタイルに合わせて使い分けよう
僕は基本的に午前中しか仕入れに使える時間が無いので、頻繁に障害が発生したり、読み込みにくい、または読み込み速度が遅いなどリサーチに支障が出るのであれば有料のツールを使用する(お金で時間を買う)という考えです。
安定性を求めるならリーファを使うのがおすすめですが、せどり初心者さんで固定費を掛けたくない!という方はモノトレーサーを使用するといいです。
また、何かしらメインツールを使用している方でも、無料ですしデメリットもかなり少ないため、サブとして入れておくのもオススメかなと思いました。
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