Amazonアカウントが停止になると、現在出品中の販売はもちろん、それまでの売上すら振り込まれなくなります。
過去には僕もアカウント停止になったことがありますが、販路がAmazonメインのせどらーにとって、かなり致命的な状況です。
今回は、そんな最悪の自体を事前に避けるべく、アカウントが停止になる大きな原因を、対策含めて3つご紹介します!
目次
その1: 偽造品の販売
【Amazon偽造品の取り組み】
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/G201165970
規約の通り、偽造品の販売についてはAMAZONアカウントが停止または閉鎖になる確率が一番高いです。
アカウントの若さにもよりますが、僕の場合は作成したサブアカウントが3か月で停止されたことがあります。
当時契約していた卸業者から仕入れた商品を販売していたのですが、購入者から「偽物が届いた」とAMAZONに通報が入りアカウント停止になりました。
Amazonの認めた請求書の提出が必要
アカウント停止になった後、アカウントスペシャリストに請求書や改善計画書を何度も提出し、「その卸業者が正規のルートで商品の調達をしているのかを証明しなさい」ということになりました。
「えっ?(; ・`д・´)とりあえず仕入れた請求書あればなんでもいいんでないの?」
そう思っていたのですが、この場合、Amazonが認めた請求書でなければ審査を通してもらえません!
卸業者に事情を話し、ルートを証明できるものはないのか聞いてみましたが、社外秘なので公表できないと言われました。
現在AMAZONが認めてくれている請求書の発行元は、こちらの記事で紹介しています。
アカウント取得から3ヶ月間は扱う商品を選ぼう
なんと、このやり取りだけで1年が経過。
売上金の保留もあったのですが、ぜんぶ諦めて新たにサブ垢を作成することにしました。
ちなみに、当時販売していた商品はCanon純正のプリンタインクです。
偽物は存在しません。
以上の理由から、アカウント取得から規制がなく出品できたとしても、少なくとも最初の3か月間はCanonなど大手メーカー商品を扱うのは避けた方がいいです。
一般的には上記のように出品者がたくさんいますが、この中のいずれか一店舗に真贋調査が入ると他の出品者にも一斉に真贋調査が入ることもあります。
その2: パフォーマンスの低下
AMAZONのパフォーマンス指標が低下すると、AMAZONから【パフォーマンス低下】という事でメールが届きます。
AMAZONが定めるパフォーマンスとは?
以下の6項目に定められた割合により、パフォーマンスが低下します。
注文不良率
過去60日間の合計注文数に対する注文不良数の割合です。
1%を超えるとアカウント停止の可能性があります。
注文不良率の種類には【低い評価】【クレジットカードのチャージバック】【却下されなかったAmazonマーケットプレイス保証申請】があります。
キャンセル率
現状は自己発送した商品についてのみが対象です。
指定されている過去7日間の全注文のうち、出品者側の都合によりキャンセルした注文の割合になります。
キャンセル率が2.5%を超えるとアカウント停止の可能性があります。
出荷遅延率
出荷予定日をすぎて出荷通知をしたすべての商品が対象。
こちらも自己発送にだけ適用されます。
出荷遅延率は過去10日または30日間の注文数に対する数値で4%を超えるとアカウント停止の可能性があります。
追跡可能率低下
こちらも自己発送にだけ適用されます。
指定された30日間の合計配送件数に対する指標で、現在は2,000円以上の価格で売れた商品について必ず追跡番号を入力して発送通知をする必要があります。
95%を下回ると自己発送のみ停止される可能性があります。
自身で配送所要日数を決定することで回避できます。
期日内配送率
自己発送にのみ適用されます。
配送状況の追跡ができるすべての注文が対象で、お届け予定日までに配送された注文の割合です。
97%を下回ると自己発送のみ停止される可能性があります。
知的財産権の侵害
著作権、商標権、偽造、メーカーまたは代理店、AMAZONからの警告です。
初心者が起こしやすいポリシー違反
- 同一商品を2つ商品登録して出品するのは規約違反に該当します。
- お客様に評価の削除を依頼する。AMAZONでは評価の削除を依頼するのはペナルティです。削除という言葉を使わずに、「訂正」という言葉を使いましょう。
- 自分で自分のお店の商品を購入、または身内に頼んでレビューや評価を付けてもらうのもペナルティです。
その3: 顧客満足度指数が基準値を下回る
セラーセントラルトップページからパフォーマンス(アカウント健全性)で確認できます。
緑(良い)…問題ありません
黄色(危険)…180日間健全な運営をしていれば(良い)に戻ります。
僕は不正レビューしていないのにAMAZONから不正レビューの疑いを持ちかけられ
緑から黄色にされた事があります…。
なので、健全な運営をしていても何が起こるのかわからないのがAMAZONです(; ・`д・´)
AMAZONアカウントは作成した最初の3か月くらいまでは警告が来やすいです。
AMAZONのプラットフォームに依存して販売する以上は、最低限これらの規約を守り
販売活動することを心がけましょう!
もしもアカウントが停止になってしまった場合の対処法は以下の記事で解説しています!
じゃっ★
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