Amazonに出品している商品の販売回転率を上げるためにはカートを取得するべきです。
独占販売している商品なら意識する必要はありませんが、他の出品者がいる場合に自分のカート取得率を知る事によって回転率の改善につなげることができます。
Amazon販売でカートを取得する重要性
同じ商品を出品している出品者が複数いたとしても、この画面右側の「カートに入れる」から購入する方が多いので、カート取得することで最も売れやすくなるわけです。
カートは独占されない
同じ商品を販売している出品者が複数いたとしても、ある程度の条件を満たしている場合にはセラーの間で順番にカートが回ってきます。
- FBA出品者であること
- アカウント歴が長い
- 評価の多い出品者
- 在庫の多い出品者
- その商品の販売実績が多い
注文不良率(返品,店都合によるキャンセル)が多い場合には取得しにくいと言われています。
カート取得率を知ると
自分が出品中の商品がどれだけカート取得出来ているのかを知ることは非常に重要です。
- ライバルと比較してどのくらい売れているのか?
- 出品している商品の販売価格は適正か?
- スポンサープロダクト(広告)の設定の判断
- 次回の発注量の目安
カート取得率を調べる方法
セラーセントラルにログイン後に「レポート」→「ビジネスレポート」をクリックします。
その後「詳細ページ売上・トラフィック」をクリックしてください。
そうすると、下記のような画面が出てきます。
せっかくですので、セッション合計やページビュー合計の解説もします。
セッション合計
AMAZONの商品ページを訪れた顧客の数です。
24時間以内に同じ顧客が閲覧した場合も1カウントです。
右のセッション率合計はすべての商品の合計セッション数に対する、特定のSKU/ASINのページビュー(少なくとも1回)を含むセッションの割合です。
ページビュー合計
AMAZONの商品ページが閲覧された数です。
同一の顧客が複数回閲覧した場合,閲覧された数だけカウントされます。
右のページビュー率合計はすべての商品のページビュー合計数に対する、特定のSKU/ASINのページビュー数の割合です。
ショッピングカートBOXの割合
表示期間中(上の画像だと6月5日~7月5日)の出品時において、全閲覧数の中でどれだけカート取得していたのか?の割合です。
50%が超えていると2個のうち1個は自分のお店から売れているという事になります。
これらの数字を分析して、ぜひご自身のカート取得率アップに役立ててくださいね。
じゃっ★